さて、やっと完成しましたジェンダルマリエのRC145です。
この機体の塗装は日本ではあまり馴染みのない塗装ですがフランスではとてもポピュラーな機体です。
次の画像を見れば思い出す方いるかもしれません。
テレビのニュース等で一度はご覧になったこともあるハイスキルの航空隊だとおもいます。
山の斜面にEC145のノーズを突っ込んでヘリを固定して遭難者を救助しています。
メインローターブレードの先端が雪山に接触しそうです。
こんな救助が許されることに驚きですが、それにしても凄いスキルですね。
で、2年ほど前になるのかと思いますが、インスタグラムでこのチームのフランス人の隊員、ジェレミーが私をフォローしてくれました。
彼はとても熱心に私にジェンダルマリエのヘリを作る資料を送ってくれました。
ありがたかったのは色の色番RAL5010。
このブルーはとても難しいと思っていたのですがズバリの色を教えてくれました。
多くの実機写真も頂きました。
早速ヒロボーのEC145で製作を開始。シンプルな塗装ですが、塗装のライン取りが難しく一旦断念しました。
最近になり当しても再度挑戦してみたくなりマスキングの材料を駆使してやっとマスキングが出来ました。
塗料も国内のペイントやさんに相談してラッカーでRAL5010を作って頂きました。
いろいろ調べたところRAL5010はメルセデスベンツ使用される純正塗料の様でした。
ペイントの開始です!
届いた塗料を塗って驚きです。
おそらくグラスリッド社製の1液ラッカー塗料の様ですが、プラモデル用の塗料とは比べ物にならない品質で素晴らしい隠ぺい力と光沢です。
すこし長めの乾燥時間が必要なようです。
今回使用したエアーブラシはスタインベックのコラーニの0.6mmです。
最近はこのブラシ一択です。
小物を吹くときも0.15mmのスタインベックを使っています。
何年間?超しでついに完成。
実際にモデルを見ると引き込まれるようなブルーで最高です。
それにしてもヒロボーさんはEC145を製品化するときこの機体を入れなかったのはマスキングによる作業時間コストの関係だろうか?
完成写真をフランスの友人ジェレミーに送ろうと思います。
来年の目標はこのジェンダルマリエのH160に挑戦しようと思っています。