· 

ボディの切り出し、真っ直ぐと切るコツを解説

こんにちはデンデ部長です。

 

前回の製作のコツでは【ボディを綺麗に切り出す為のコツ、カットラインを作ろう】をお届けしましたが、今回は前回のケガキ作業で作ったカットラインを綺麗に切り出す為のコツをご紹介します。

 

今回ポイントとなるのが、

 

・切り口がギザギザにならない様にする。

・切り口を平らな所に置くとピタッと全部くっ付いて浮く所がない様にする。

 

 と言う事です。まず切り出しはハサミで行います。使用するハサミは、 

 

・刃先が湾曲していない真っ直ぐのもの。

・刃が薄い。

・よく切れる。

 

ものであれば大丈夫です。プレタでは最近はCANARY DS-100 極細デザイン用ハサミ 等を使っています。

 


 

いよいよ切り出します。カットラインを丁寧になぞるように切っていきます。

 

正確に切るためのポイントは、、、

 

ポイント① 作業面の下が白いとカットラインが見やすくて切りやすいです。

 

ポイント② プレタでは、切り出した「カス」をいつも左側になるよにカットしています。多分これは右利きだから、、、。

 

ポイント③ 直線部分から急激に立ち上がる部分等は、どうしてもハサミが入らないので、その部分のみ残し、後にカッターナイフで切り取ります。最近入手したGLANZ GZ-GBというカッターは、刃先に遊びがなく、精密なカットには最高です。少し高価ですが、永く使えるものなのでお勧めです。

 

シェルボディをカットラインになぞって切る

 

ポイント④ ハサミを切る時に最後まで閉じ切らない事です。

 

ここまで閉じては駄目です。

デザイン用はさみ

 

閉じるのはこのくらいまで!

 

こうするとハサミの送りにON OFFが出ないので、切った断面継続的で、ギザギザになりにくいです。

 

こんな感じで切り出します。少し切り残ってしまった所はデザインカッターで優しく削ぎ取ればOKです。

力を入れすぎると刃が深く入りすぎてしまうので、新しい刃に変えて下さい。

 

切れ味が最高の状態であれば、優しく削げます。

デザインカッターを使って修正

 

全て切り出した後、断面に軽くペーパーを当てたりしても良いと思います。

 

平らな所に置いてピタッと全部くっ付いて浮く所がない様であれば完成です。

 

ヘリスケールクオリティ、ボディシェル

こんな風に仕上がれば次の工程がとても楽に、綺麗に仕上がります。

 

次回は、【その接着ちょっと待った!ウインドウを綺麗に仕上げて完成度を高めよう】をお届けします。

 

 それではさようなら!

 

 

 

その他の記事はこちらから

デンデ部長の製作のコツ