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秋田出張

皆様こんばんは。本日は、実機の塗装のお話です。前回、私の所属します航空会社にて所有の富士FA200エアロスバルのレストアを秋田空港内の弊社格納庫で実施させていただいているお話をしましたが、今回は、ベースホワイトまで仕上がった機体に赤と黒のカラーリングペイントを実施してきました。なんといってもマスキングがとても難しい。機体が、1/1で大きいので、トータルで視界に入れるのが難しい。これって木を見て森見るな、、、森見て木を見るなの世界ですね。自分自身24倍か、32倍になりたい気分、、、でした。なんだかんだで仕上がりは60点くらいでしょうか?模型では90点以下は論外なので妥協を強いられた作業でしたね。よく実機の世界では、5メートル離れればわからい!なんてカクカクしたマスキングを平気でそのまま塗ってる機体もありますが、そこはプロモデラー魂がさく裂!念入りに仕上げたつもりです。でも難しかったです。合わせて経年劣化した内装の樹脂パーツの補修もFRPで実施しました。とにかく世界一綺麗なFA200を目指します。しかし、この塗装本当にカッコいい!です。

話はがらりと変わりますが、今回の出張は、8月27日~30日でした。実は8月29日は私の64回目の誕生日でして秋田の出張先で誕生日を迎えた私に思いがけない出来事がありました。私がもっとも好きなヘリ、BO105をまじかで見る事が出来ました。

弊社のお隣さんの格納庫、「東北エアサービスさん」に偶然飛来していたBO105(JA6735 BO105のCBSかな?)を発見!ついに見ることが出来ました。私にとっては、ネッシー発見以上の出来事です。なんといっても、国内で最後のBO105。我を忘れお隣の格納庫に飛び込んで、見学交渉。以前EC135を見学させて頂きましたパイロットのW氏や整備士さんが快く見学をさせてくれまして、「良かったら乗ってみてください!」と、まさにこの上ない誕生日の思い出でした。BO105は、本当にカッコいい!メカニカルで、凝縮されていて高度な内部がギュッと詰まっている。まさにジャーマン・テクノロジーそのものです。よし、作ろう!自分の為にJA6735を作りましょう!完成したら東北エアサービスらしく雪の山岳風景で飛ばしてみたいですね。東北エアーの皆様、本当にありがとうございました。お時間のある時弊社のFA200も見に来てください!帰宅したら、デンデ部長が、「私も見たかったな~」と、、、良し!いつか見よう!